断食体験3日目(昼)
11:40待ちに待ったランチ!1Fのレストラン「グラッシー」へと急ぐ。開放感溢れた店内はゴルフ場に面したガラス張り一面に沿ってカウンター席となっている。つまりゴルフ場の緑を見ながら食事がとれるのだ。
席につき、まず運ばれて来たのは野菜ジュース。見た目ドロドロしている割にはアッサリ味。トマトとニンジンの味がする。次に来たのが暖かい豆乳。豆乳って初めて飲んだけど、思っていたより飲みやすい。もちろん甘くないけど、すんなり胃に入って染みわたっていくのがよくわかる。そしていよいよプレートが運ばれてきた。彩り鮮やかに、白身魚のトマトソース、さしみコンニャク、もずく、サラダ、デザートなどがきれいに盛られている。食べるよりまず先に写真を撮っていたら、次の雑炊まで運ばれてきちゃった。まずい、早く食べなきゃ!
さて、私が一番先に手(口?)を付けたのは一体何でしょうか???
答えは雑炊でしたーーー!
卵と小柱入りの雑炊。お腹に優しいけど一番満腹感が得られるからだろうか?なぜこれを選んだのか自分でもわからないけど、咄嗟に手が出たのが雑炊だったのだ。多分ものすごく薄味なんだろうけど、それが気にならないくらいの美味しさ。まず半分くらい一気に食べてしまった。サラダのドレッ シングは梅ジソ。梅もシソも苦手なんだけど、そんな事少しも気にならなかった(味は少し濃かったけど)。不思議な事に一番インパクトがあったのは、お魚に添えられたラディッシュ。高校の時、園芸の授業(なぜか園芸の時間があったのですよ)でラディッシュを作らされた事を思い出しながら食べていたのだが、このラディッシュの味が濃いこと!添え物というより主食クラスの味わいで、初めてラディッシュを美味しいと思ってしまった。。。。おかずを攻めた後に再び雑炊を口にすると、かなり味が薄くて物足りなく感じた。慣れって恐ろしい。わずか数分前まではこれが最高の味わいだと思っていたのにね。
ちょっとがっかりだったのがデザート。私は見た目で杏仁豆腐だとばかり思っていて、最後 のお楽しみにとっておいたのだ。喜び勇んで口にすると、果たしてそれはヨーグルトだった。しかも無糖。。。アメリカンチェリーやキウィ、メロンなどフルーツがゴロゴロ入っていたが、口の中が杏仁を求めていた私にとって、そんなフルーツの甘さでは埋められないくらいの喪失感を味わってしまった。。。。最後の最後でこの仕打ち。。。。哀しすぎ。まあ、勝手に杏仁だと思い込んでいた私が悪いんだけどさ。
断食の後は好き嫌いなんて無くなるかもと思っていたが、2泊3日程度では無理だったようだ。今回のランチでも生姜、ネギは避けてしまった。。。。でもネギは今までの様に一粒残らず、ということでは無くて、口の中に入ってしまったらそれはそれで仕方ないなくらいの気持ちにはなった。実際口に入ってネギらしき味がした時はイヤだったけど。
普段だったら絶対に足りるはずの無い食事量だったけど、さすがに今回はかなりお腹がいっぱいになった。この後体調にどう変化が出るか(気持ち悪くなったりお腹を壊したりしないか、など)不安はあるが、今の所は苦しい、のみ。
12:30思ったより早く食事終了。部屋に戻り、荷物の整理をする。この部屋ともとうとうお別れだ!こんな広々としたお部屋だったからこそ、精神的にも肉体的にもツラくても一人で耐えられたのだと思う。ホントお世話になったよ。。。。。
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