ステーキランチ

会社の近くに、前から気になっていたステーキ屋さんがありました。「ステーキハウス浅草松波」、お店の前を通るたびに「ステーキランチ 1,575円」の看板が目に付きます。一度入った事があるという噂のある同僚に、どんな感じだったか聞いてみました。

すると「あ～、それガセネタ。よく言われるんだけど一度も行ったこと無いよ。変な時間にファミレスでお昼食べた時に1,500円近くかかって、ランチじゃないと割高だよなあ、松波のステーキランチ食べるのと同じくらいだ、って話してたのがいつの間にか行ったことになってた」ですと。私は会社からもらった「報奨金」で食べに行ったとまで聞いていたのに、違うんだって。自分の知らないところでどんどん一人歩きする噂話。う～ん。。。会社ってコワイ。

それはさておき、一度は試してみるかと４人で突撃してみました。ランチでも目の前の鉄板で焼いてくれるという話は聞いていたのですが、そんなのメインテーブルだけだと思ってたの。でも店内に入ってビックリ。手前のフロアにある３つのテーブルには全て、大きな鉄板とシェフが。。。なんか本格的です。

待っている間、いつもと違って全然会話が無い。シェフがガーリックチップ、お肉、野菜（もやし＆玉葱）を焼いてる手つきを、皆ひたすら見つめ続けていました。「会話無いね」「うん。。。」・・・途切れる会話。でもおなかは空いてるわ、目の前で調理しているのが面白いわでやっぱりひたすら見てしまう。私はレアで頼んだのですが、どんどん焼けてグレーになって行くのが気になる。レアって言ったの聞こえてるよね。。。？

まずはお肉、そしてもうしばらくしてから野菜が焼きあがります。一応「レアの方！」と一番先に入れてくれたので、ちゃんと覚えててくれたみたいです。←の写真、お肉が少なく見えるけど、野菜が入るまで先にお肉を食べちゃってるので仕方ないのだ。お肉は柔らかいし、ガーリックチップも美味しい。マスタードソースとおろし醤油の２種類のタレが付いてくるので味を変えて楽しめます。これにサラダ、御飯、お新香、お味噌汁、コーヒーが付いてくるの。コーヒーはホイップクリームが乗ってるんだけど、お砂糖をくれない。。。「ちょっと砂糖ちょうだい！」という雰囲気ではなかったので、苦い大人の味で我慢しました。

美味しいけど、私的にはお肉はもっと生がよかったなあ。表面をサラッと焼いて、後は真っ赤なままがいいんだけど、細かくカットされてしまうので火の通る部分が増えちゃってナマ肉には程遠かったのが残念。あとボリュームはそんなに無いと思う。男の人は物足りないんじゃないかな。。。まあ、このお値段では仕方ないか。でも美味しいし、目の前で焼いてくれるなんてちょっとしたリッチな気分が味わえるし、たまにはこういうランチもいいかもね。