ガウディの舌

GW中に久々に同僚と飲み会をしました。スペイン料理が食べたいというぼぎーさんのご希望で、パエリアが有名な「銀座エスペロ」に行こうという事になっていたのに。。。当日集合したら「私もるみおさんもエスペロは行った事あるから。新しいお店を開拓しよう！」と連れていかれたのがココ「ガウディの舌」。相変わらず勝手、いや自由気ままなお方。。。まあこの時間だから予約無しでも入れるだろうけど。。。ってまだOPENしてないよ！！お店からちょっと離れた所でウロウロ時間を潰す私達。あ、お店は先日行ったあなごのお店「はかりめ」と同じビルの１Ｆにあります。

OPENと同時に入るのも張り切り過ぎてるみたいで恥ずかしい。。。と変な見栄をはって、５分後くらいに入店。当然座れましたが２時間制だと言われました。

クーポンで自家製サングリアがサービスに付くので、まずはそれで乾杯。このサングリアがすごく甘くて美味しかった。サングリア独特の渋みが無くて、ジュースみたい。（赤）ワイン好きのＫさんも美味しい、美味しいと言っていたのでピッチャーで頼もうか、なんて話してたんだけど、グラスしかないらしい。残念！

お通しの「オリーブ＆マリネ」「イベリコ豚（生ハム　チョリソー）の盛合わせ」「エスカルゴの香草ガーリックバター焼き」。オリーブの実って、一気にこんなに食べたのは初めて。。。イベリコ豚は塩が効いててかなり味が濃い。そのせいでお酒がすすむ、すすむ。。。これじゃあガブガブいっちゃいますわ。

「小エビのセビーチェ」「 穴子のフリット　ガウディの舌風」「スペイン風牛タンの煮込み　シェリー風味」。本当は真鯛のカルパッチョを頼みたかったんだけど、この日は売り切れ（？）という事で、代わりに小エビのセビーチェを頼んでみたんだけど。。。これは普通のマリネだった。ビックリしたのが牛タン！私、お肉の煮込みって、そんなに美味しいって思ったこと無いんだけど。。。。だって火が通り過ぎてるし、生肉派としてはちょっとね。ところがコレは激ウマ。っていうより、この柔らかさは何！？舌に乗せると、噛まなくても溶けるくらい柔らかいのです。こんなに柔らかくて美味しい煮込みって食べた事ないよ。ぼぎーも大絶賛だったけど、Ｋさんは「牛タンなんて普段食べないからよくわかんないけど、そんなに美味しい部類になるの？これ」と一人冷静でした。いや、ホント美味しいってばさ！気に入ったよ、私は。

「パスタパエリア」「カタルーニャプリン＆杏仁豆腐」。普通のパエリアだったらちょっと面白くないかな？と思ってあえてパスタパエリアを選んでみました。ちょっと細めのパスタだったので、火が通り過ぎたのかちょっと柔らかめだったのが残念。具もたくさん入ってて美味しいけど、やはり普通のパエリアにしておけばよかったかな？そしてデザート。確か私はプリンの方を食べたような気がするんだけど（もう忘れてる。。。）。確かどちらかが美味しくてどちらかが普通だったような気がするんだけど、それも既にうろ覚えです。。。ダメだな、私。

飛び込みで入ったにしてはサングリアも牛タンも美味しかったし、満足でしたね。２時間制だったけど、特に急かされる事もなかったし、店員さんの感じもいいです。Ｋさんが正統派のお肉しか食べられない為（ラムも馬も牛の胃袋もダメ。エスカルゴや牛タンは大妥協してもらって頼んだの）、メニュー決めに苦労はしたけど、久々にみんなといろいろお話できて楽しかった。そうそう、訳あって今、Ｋさんが洗濯機、冷蔵庫などの家電やキッチン用品が何一つ無い部屋で暮らしていると聞いて、超笑わせていただきました（本人は笑い事じゃないかもしれないけど）。あるのは炊飯器とドライヤーと布団くらいらしい。「それじゃあコインランドリーとか行ってるの？」と聞く私に「お風呂場で自分で洗ってる。。。」と答えるＫさん。一体いつの時代だよ！？と突っ込み、その姿を想像すると笑いが止まんなかった。ごめんよ、Ｋさん。。。

その後Ｋさんともう１軒行きましたが、一人で赤ワイン１本あけてました。私は翌日出勤だったので飲まなかったけどね。今度は休みの前の日に飲みましょう。そしたらトコトン付合うからさ！