久々の京都旅行 11 （大原）

秋の京都ネタも途中で止まったまま、もはや冬になってしまいました。。。そんなわけで今更ですが京都編の続きです。

私の一番のお気に入りのお寺。ちょっと遠いのが難ですが、大原にある「宝泉院」です。そもそもここは、かなり昔京都の血天井めぐりをしていた時に見つけたお寺です。景色の美しさもさることながら、マイナーな場所だったのでのんびり寛げるのも嬉しくて結構な頻度で訪れていたのですが。。。。いつだったか「そうだ京都、行こう」のキャンペーンに登場してからは人気スポットになってしまったのが残念です。運がよければお抹茶をいただきながら、貸し切り状態でお庭を眺められるような穴場だったのに。。。写真左のように柱と柱の間を額縁に見立てて、庭内を一枚の絵のように見立てて鑑賞する「額縁庭園」で有名です。紅葉の季節は本当に美しいんですけどね。。。。今年はまだまだ色づいていなかったので残念です。他にも天然記念物の樹齢700年の五葉乃松（写真中）などがあります。

美しいお庭や血天井に気をとられて見落としがちなのが、縁側の隅にある「理智不二水琴窟」と、「石盤（サヌカイト）」。水琴窟は、縁側から出ている木の筒に耳を当てると美しい澄んだ音を聞くことができます。左右の筒の音が違うんだよね～。かなり癒されます。サヌカイトも、こういうお寺に展示されていたら普通なら絶対触らせてもらえないですよね。ところがここでは自由に叩かせてくれるのです。こちらも澄んだ音色がとてもキレイです。