サバティーニ・ディ・フィレンツェ東京店 Ⅱ

友人がお手洗いに席を外した後、私達のテーブルまで来てくれた店員さんの話によると。。。何と友人が倒れたと言うではありませんか！確かに気分は良くなさそうでしたが、まだ（？）大丈夫だと言っていたのに。。。。私が友人の元へと急ぐと、友人は空いているフロアに並べられた椅子の上に毛布に包まれ横になっていました。「調子に乗ってシャンパン１杯飲み干しちゃったのがいけなかった。。。」と言ってましたが、ますますお酒に弱くなったんじゃない？とりあえずちょっと横にならせてもらい、その後すぐ復活したので一安心でしたが。友人の話では、お店のフォローは、倒れたこちらが恐縮するくらいの丁寧なきちんとした対応だったそうです。やっぱり一流のお店はこういう時にわかるよね。ちょっと感動しました。

さて、友人がダウンしているうちにメインが運ばれてきました。メインは友人達が選んだ「長崎五島列島直送の鮮魚料理（真鯛の蒸し焼きシャンパンソース）」と私の「牛サーロインのタリアータ、フォアグラソース」、あと子羊の炭火焼きから選べます。

牛だとつまらないかな～と思って子羊にするかですごく迷ったのですが。。。牛！やっぱり最高！！レアレアの超柔らかいお肉がたまらない美味しさでした。もうニヤニヤが止まりませんでしたよ。。。そうそう、倒れた友人が戻ってくる前にお料理が運ばれてしまったのですが、よくマンガで見るような銀色の球体カバー（蓋？中に七面鳥の丸焼きとかが入っているイメージ）をかけてくれたのが面白かったです。ナマで初めて見たよ。。。写真に撮っておけばよかったな。

「デザートワゴン」「プティフール」。

こちらのデザートは、デザートワゴンの中から好きなだけ！なハズは無く。。。この中から２種類だけ好きな物が選べます。２種類だなんて困る。。。でも「追加料金で好きなだけ頼んじゃいけんかね？」とはさすがに恥ずかしくて聞けませんでした。友人達と協議の結果。。。諦めざるを得ないミルフィーユは、友人に一口もらう約束をしてどうにか決定です。

友人チョイスの「ミルフィーユ、ピスタチオとチョコのケーキ」「フルーツポンチ、ミルフィーユ」、るみおチョイスの「ピスタチオとチョコのケーキ、ガトーショコラ」。

デザートはどれも普通に美味しかったです。でもワゴンがインパクトあったので、そっちに意識を全部持っていかれた感じですかね。

そうそう、肝心のボジョレー・ヌーヴォーですが。。。こちらのお店で用意されていたのは１種類だけだったみたいで、それはちょっと渋いような気がしたのは気のせい？もうちょっと軽いのを想像していたんだけど。まあ、今年も美味しくいただけたので満足ですけどね。それよりも面白かったのは、私達は最初からボジョレーを指定しちゃったのでそれはなかったんだけど。普通にワインをいただくときは、赤か白か、後は大体の好みを言うと、該当するワインのボトルをワゴンで運んで来てくれるみたいです。その中から説明を聞いて選ばせてもらえるみたいです。何か大がかりだ。すごい～～～～！

予期せぬアクシデントで一時はどうなる事かと思いましたが。でもお料理は大変美味しく、サービスもすばらしかったです。たまには奮発して、こういうお店も行きたいよなあ。。。