うかいグループのお店について

同僚と鷺沼に行ってきました。会社を出る時に他の同僚に「鷺沼にすっごく美味しいがんも屋さんがあるんですよ～」と教えてもらったんだけど、個人的にがんもどきって好きじゃないのよね。要はお豆腐の加工品でしょ？っていうか、あまりちゃんと食べた事がないのです。だからその時は軽く流していたんだけど。

用事が終わって帰る時に、鷺沼に勤務している同僚にさりげなくそのがんもの話をしたら「ホント美味しいですよ～。あのがんもを一度食べたら、他で買ったがんもなんて食べられなくなっちゃう」とまで言うではないですか！そこまで言われたらたかががんもとはいえ、さすがの私も心が動きます。一緒にいた同僚が行ってみたいというので、そのがんも屋さんを探したら。。。商店街のお豆腐屋さんか何かかな～と想像していたらとんでもない！何ととうふ屋うかい鷺沼店ではありませんか！どこが「がんも屋さん」だよ。。。うかい、鷺沼にもあったのね。。。

とうふ屋うかいは八王子（高尾）に数多く点在する飲食店うかいグループの中の１店舗。鉄板焼のうかい亭と共にミシュランガイド東京の１つ星も獲得してます。東京では東京タワーの真下にある東京芝とうふ屋うかいが超有名ですね。芸能人が多く訪れ、予約もなかなかとれないとか（今はどうなの？）。私も一度友人からお誘いを受けた事があるのですが、お豆腐があまり好きでない人間が豆腐料理屋さんに行くのもどうなのよ？と思って泣く泣くお断りしましたが。

でも高尾にあるうかい鳥山はすごいです！ものすごいです！何回か行った事があるのですが、とにかく広大な敷地（日本庭園）の中に日本家屋が佇んでいて。。。離れなども趣があってとても素敵なんですよ～。そんなお部屋で美味しいご飯をいただいていると、日本人で良かったとしみじみ感じてしまいます。

一度はちょうど蛍狩りの時期にあたってね。食後にお庭に出てみると、りっぱな日本庭園の中に幻想的な光があちこちに揺らめいているわけですよ。すっと手を伸ばして捕まえると、自分の手の中で淡い光が瞬くんです。あれは普段醒め気味の私でも、思わずうっとりしてしまうような魅惑的な世界でした。うかい鳥山は自信を持ってオススメできる素敵なお店ですね。記念日など何か特別な日にピッタリだと思います。

反対に銀座にある鉄板焼の銀座うかい亭。こちらはオープンしてすぐに「あのうかい亭が銀座に！」と期待満々で行ってみたら。。。何も銀座でなくてもいいのでは？と思ってしまいました。確かに内装もサービスもお料理もゴージャスだけど、ただリッチな気分に浸りたいだけなら別に銀座で鉄板焼でなくてもいいような気がして。銀座価格だからボリュームの割には高いしね。。。デザートが非常に美味しくて追加注文した事は覚えているのですが、思い出はそれくらい。それにしてもその頃からいろいろな食いしん坊記録を撮っていたらな～。昔はどんなに美味しい、どんなに高いお料理でも、食べたら食べっ放しで今思うと勿体ないよなあ。。。

話は戻りますが、とうふ屋うかい鷺沼店です。やはり日本家屋風で、手前のお土産屋さんの窓からちょっと覗くと、奥にはやはり日本庭園が広がっていました。高尾と比べたら規模が全然違うんだろうけど、でもやっぱうかいには日本庭園がなくっちゃね。

さて、肝心のがんもですが。同僚のイチオシ銀杏のがんもはありませんでした（売り切れ？）。「百合根がんも（左）」と「海老がんも（右）」のみ。その他にもお豆腐とか大豆製品らしきもの、お菓子などが売っていましたね。

恥ずかしながら、ふと沸いた疑問、「がんもってどうやって食べるの？」。だっておでんに入っているがんもしか見た事ないよう。大量購入した同僚に聞いたところ「煮たり焼いたり～」というお返事。いいや、面倒くさい。レンジでチンでいいや！シンプルにお醤油でいただきました。

感想ですが。う～ん、お豆腐みたい（←当たり前）。考えてみたら普段がんもを食べた事がないから、美味しさの基準値がわかりません。他と比べようがないや。。。

ただ具は美味しかったです。裏漉ししたように柔らかい百合根は、もうちょっとホクホクした百合根独特の食感が残っていてもよかったかな？という気はしましたが。

結局私の試食は何の参考にもならないかとは思いますが、でも皆が皆「超美味しい！」というのだから、きっと美味しいのでしょう。ちなみにとってもリーズナブル！１個105円です。同僚の話だと朝は行列ができて、早い時間に売り切れてしまうという人気商品のようですよ。興味のある方はぜひ！