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2008年10月12日 (日)

「イキガミ」よかったです。。。

映画「イキガミ」を見に行ってきました。

国民に生命の価値を再認識させ、国家を繁栄させるという名目で制定された法律、国家繁栄維持法。その法律のもとで、1/1000の確立で選ばれた若者が国に命を奪われていくのですが、その選ばれてしまった若者達の、死が訪れるまでの残り24時間の生き様を描いたのが「イキガミ」です。死亡予告証(逝紙)の配達人である松田翔太の葛藤や心境の変化を交えながら、24時間後に死を迎える3人の若者の三者三様の人生をオムニバスっぽくまとめているのですが。。。。

とにかくよかったです。内容からいって泣かせる映画だとは思っていたのですが、もう初っ端から泣き所満載。こんなに早くから泣かせて、後半はどうなるのよ!?と戸惑っちゃうくらい。館内は人が少ないながらも、中盤くらいからグズグズと鼻をすする音が止まなかったです。一番不安だった松田翔太の演技は、相変わらず舌滑はよくないものの、ドラマ花より男子の頃よりは数段うまくなってたし(というよりは、彼は肝心な時には目を瞑って苦渋の表情を浮かべていれば物語は成り立ってたって感じ)、何より脇を固める人達が演技派ばかりだったので。安心して見ていられました。

とはいえ。途中考えさせられる場面も多々ありましたよ。

小学校の入学式で、先生が1年生達に向かって「(逝紙を受け取って)お国の為に死ぬことは素晴らしい事なのですよ」と説いたり、国の方針に少しでも異を唱えるものは、処罰や洗脳をされたり。戦時中の日本ってこんな感じだったのかな?と少し薄ら寒くなりました。今の日本人は、大多数の人が「お国の為に死ぬだなんてばかげている」と思うんじゃないかと思うけど、ある日突然このような法律が制定されたら。いくら抵抗したとしても、そんな人々が有無を言わさず強制的に排除されていったら。今の政府の様々な面での傍若無人な強行突破っぷりを見ていると、こんな世界も100%あり得ない。。。とは言えないじゃないかな、思えてしまいました。

でも映画自体は後味が悪いかというと、そうではないです。爽やかさも残しながら、将来に希望も見出せるような終わり方です。作ろうと思えば続編も作れるんじゃないかな。もしできたら又見に行くかも。。。というくらい、私的には好きでしたね。

それにしてもエンドロールを見ていたら。。。出演者の中に今は亡き(?)ヒロシの名前が!これって「ヒロシです。。。」のヒロシだよね?どこに出ていたのか気になって気になって今でも悶々としてます(別にファンではありません)。

映画前にいただいたランチがこちら。

001チェーン店ですが和牛炭火焼肉 平城苑の本日のオススメ「牛すじと青ねぎの石焼ハーフビビンバ&ハーフ冷麺

メインのはずの青ねぎを抜いてもらっちゃいましたが。。。とろけそうに柔らかい牛すじがゴロゴロ入っていて美味しかったです。冷麺も、麺もスープも◎でニンマリです。

焼肉を食べていた友人がお肉を焦がすので、「何でそんなに焼くのよ!勿体無い!!」と文句を言ったら、「人の肉なんだから放っておいて!」と怒られました。確かに。。。。

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コメント

イキガミ、泣けたね〜。
いやーそんな映画だと思わなかったから、ボロボロで焦りました。

肉は…私は焼くさ!!
るみおと違ってデリケートなんで。(ニヤリ)
大量の生肉は危険だし…また入院しても困るしねぇ。(-.-;)

私は「これってミステリーじゃないの?」という、君の言葉にひっくり返りそうになりましたが。。。

君は昔から、お腹だ・け・は!デリケートだったものね。

少しは鍛えなきゃいかんよ!!

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