恐怖!箱根ハイキング Ⅴ
箱根旧街道石畳のハイキングコースは途中、いきなり車道とクロスする場所が何箇所かあります。人気(車)を感じてちょっと安心し、バス亭を見ると「あんな不安な気持ちで歩くのはもうイヤだし、バスに乗っちゃおうかな。。。」と後ろ向きな考えが浮かんできます。が、本来超楽観主義者な私は喉元過ぎれば何とやらで「まあ、今まで大丈夫だったんだからこの先も大丈夫でしょ~。ちょっと我慢すれば、又車道にぶつかるだろうし!」と山歩き続行。この図太いところが私の長所でもあり短所でもあります。。。
畑宿に近付くにつれ、整備され歩きやすい道が増えてきました。そんなに長くはありませんが、車道を歩かなくてはならない所も何箇所かあります。というか、地図が無いのでそれが正しい道だったのかはよくわからないのですが。でも、「畑宿まで○km」の数字が段々減ってくるのはかなり嬉しいです。
そしてたまに人とすれ違ったり、前を歩いている人の姿(すぐ追い越しちゃうけど)を見かけるように。。。この山中を歩いているのは私だけじゃないんだ、もし足を挫いてたとしても、今追い越したあの人が追いついて来た時に助けてくれる!と勝手に安心していました。
そしてやっと!畑宿に到着です。山道を抜けるといきなり目の前が開け、ガイドブックで見た事のある一里塚が目に飛び込んできました。元箱根を出発して約1時間。写真を撮るのに何度か立ち止まりましたが、結構いいペースだったんじゃないでしょうか?
でも残念だったのが、とにかく足場が悪いので足元にばかり目がいき、周りの風景(と言っても木ばっかりだけど)を楽しむ余裕が無かったこと。そして途中展望台とか茶店のようなものもあったみたいなのに、「早く山を下りたい。。。」という一心で、立ち寄る精神的余裕がなかったことかな。ただダッシュで山を駆け下りるだけ。。。のハイキングとなってしまいました。何人かで歩けば、もっとゆっくり楽しめたのにな。
元箱根⇔畑宿間は、上り坂はキツイかもしれないけど畑宿→元箱根の方が楽かも。ペースもゆっくりになるので周りを見る余裕はあるだろうし、加速はつかないので転ぶ心配も無いし。考えてみたら、富士登山も帰りの方がキツかったもんなぁ。。。畑宿→元箱根コースの方がメジャーなのは、こういった理由があるからなのかもね。
畑宿から箱根湯本までも歩けるみたいなんですけど。まだ体力はあるのでどうせなら歩いてみたかったけど、今回はちょっと時間が無い。。。夜に東京で友人と待合せているし(その前に家に帰って着替えないといけないのです)、せっかく箱根まで来たのでこれから小田原城にも寄りたいし。そうなるとあと1時間くらい(?)余計に歩くのは時間的にちょっとムリなんですよね。友人には「そんな日に箱根に行くなんておかしい」と言われましたが。。。でもどうしてもその日にお墓参りしたかったんだもん。仕方ないじゃん。
畑宿で予定の時間よりだいぶ遅れてきたバスに乗りこみ、箱根湯本駅へと向かいました。心配していた足の筋肉痛は無かったけど、歩くときに転ばないように緊張したせいか、変な力が体のあちこちにかかっていたのかなぁ?おしりが痛くなりました。。。おしりの筋肉痛?バスで座った時、ちょっと辛かったです。これは1~2時間ですぐ治った(慣れた?)けどね。
箱根湯本駅では最近の箱根名物、ここでしか買えない箱根カフェの「箱根ロール」と「箱根プリン」がまだ売っていました!途中まで行列に並んでいたのですが。。。ふと「これを持って小田原城に行くのはちょっとヤダ。。。」と思い諦めてしまいました。
まあ、箱根はちょくちょく来るし、次の機会のお楽しみ!という事で。
スイーツの誘惑を振り切り、小田原城へと向かいました。
急がないと、夜までに東京に戻れないぞ!
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