「王様のレストラン」のレストラン Ⅱ
さて、初めての「マダム・トキ」では、5,300円のランチコース(税込・サービス料別)をいただきました。私達が行った時(日曜日)はこの他に7,400円のコースがあったのですが、今お店のHPを見るとちょっとお値段が違いますね。季節によって違うのかな?
アミューズの「トマトと苺のスープ リンゴのジュレ」「メバチマグロ赤身のマリネ エストラゴンの香るコンソメゼリー、色とりどりのプチトマトとモッツァレラチーズを添えて」
お料理は丁寧に一品一品説明して下さるのですが、ちょっと聞き取りづらかったのが残念でした。
トマトと苺の組合せってお互い味がケンカしちゃうんじゃないかと思ったのですがそんな事はなく、程良い酸味と甘みがそれぞれ主張しながらも、それにジュレのデロンとした食感(例えがヘン?)がよく絡んでいい感じにまとまっていました。少量ながらも結構濃厚な味。
対してマリネの方は涼しげなさっぱりした一品。そういえばモッツァレラチーズをこんな塊で食べたのって久々のような気がする。。。相変わらず面白い食感だよなぁ。量も見た目もかわいらしい前菜でした。
「パン」
全部で6種類あったのですが、結局一人で全種類制覇してしまったよ。。。デザートをガッツリいきたかったので、パンは自重するつもりだったのに。。。反省です(←いつもこればっか)。
実は「マダム・トキ」のお料理で楽しみにしていたのが、デザートとバター。
幻のバターとよばれる、あのカルピスバターに手を加えて、お店オリジナルの特製バターを作っているそうで、すごく評判がいいんですよ。バター好きとしてはかなり期待していたんだけど。
お客さんの目の前で大きな塊から切り分けてくれる。。。というクチコミがあったのですが、私達の分は最初からお皿に乗せてあった物を運んで来たような?切るところを私が見ていなかっただけ?
そして肝心のバターですが。。。写真撮ってなかった
ホイップされているそうで、白くてフワフワ。口の中でサッと溶けるような、とても軽い食感。味はちゃんとバターの味がするんだけど、想像していたよりかなりアッサリしていたなぁ。。。塩分の濃い濃厚なバターが好みの私は、期待していた分かなりガッカリしちゃったかな。。。これはまぁ、好き好きなんだろうけどね。
どれくらい私がガッカリしたかというと。。。一人で6個もパンを食べれば、そりゃああっという間にバターは無くなります。普通だったらパンのおかわりと共に「バターも下さい!」と頼み、パンにタップリつけて食べる私が。。。わざわざおかわりを頼まず、隣の余ったバター(隣って言ってももちろん同じテーブルの友人の分ですよ)で間に合わせちゃったくらいです。友人達の「(バター大好物なんだから)遠慮せずに頼めばいいじゃん」という言葉にもテンションが上がらないくらい、私的にはガッカリだったわけです。でもあくまでもこれは好みの問題ですからね!一般的にはかなり評判いいです、こちらのバター。
そうそう、デザートを食べていた時にふとカウンターの方を見ると。。。初めて見るシンプルな白いホールケーキが!「新しいケーキ来たよ!」と声を上げる私に振りかえった友人が一言。「アレ、バターだよ。。。」
そうです。私のお口にはあまり合わなかったマダム・トキ特製バター。私がホールケーキと見誤った物体こそが、噂の大きなバターの塊だったのです。そこからその大きさをぜひ想像してみて下さいな。
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